近年の少子高齢化や核家族化、SNSの普及など、社会構造の急激な変化により、私たちの生活は一変しました。人と関わらなくても生活できるようになった現代社会で、深刻化しているのが、つながりの希薄化による「孤独孤立」の問題です。自治会加入率は年々低下しており、「ご近所さん同士の顔の見える関係」というのは当たり前でなくなりつつあります。自己責任の風潮が蔓延する中、困ったときのSOSを出せない、あるいは気づいてもらえない…そんな社会が目前にあります。
私たちは、様々な事情を抱えながら地域で生活しています。上記のような、地域で当たり前に存在する人々。ですがその生活は、「ご近所さん同士の顔の見える関係」によって支えられてきました。制度だけでは対応できない部分も、地域住民の主体的な助け合いの中で補完されてきたのです。今も地域では、顔の見える関係づくりのために、学区社協はじめ各種団体が地域活動を行っています。あなたの住む地域のことを、一緒に考えてみませんか?
私たちは、様々な事情を抱えながら地域で生活しています。上記のような、地域で当たり前に存在する人々。ですがその生活は、元学区(昔の小学校区)を単位に、地域住民により組織されている任意団体です。下京区内には23の元学区があり、その全ての学区において学区社協が設立されています。各学区社協では、地域の実情に応じて、自治連合会や民生児童委員会等の各種団体と連携しながら、様々な「住民主体の地域福祉活動」を推進されています。
※お住いの学区社協活動については、下京区社協(075-361-1881)までお問い合せください。
下京区内の23学区に組織している学区社会福祉協議会(学区社協)では、「誰もがあんしんして暮らし続けられる下京のまち」を目指し活動しています。お住まいの学区の活動を知りたい ・ 参加してみたい方は、下京区社協までお問い合わせください。