「孤独・孤立」という言葉について明確な定義はありませんが、一般的に家族や社会との関係が希薄で他者との接触がほとんどない状態のことを指します。独居生活を送っていても、家族や友人・知人との交流が保たれていれば孤独・孤立とは言えませんが、同居する家族がいても他人との交流が乏しければ、孤独・孤立に陥ってしまう場合もあります。
OECD(経済協力開発機構)の調査によれば、家族以外との付き合いがほとんどない「孤独・孤立」の状態にある人の割合は、先進国の中で日本が最も高くなっています。
孤独・孤立状態に陥ってしまう要因として、単身世帯の増加、コミュニケーションツール(SNS等)の進化、非正規雇用やパートなど働き方の多様化、家族形態の変化等のような社会の変化があると言われています。
孤独・孤立の実態
(事例)
企業を退職後、すぐに奥さんを亡くし、自宅に引きこもりがちになった。家事や近所付き合いはなく、奥さんに任せっきりだったこともあり、ゴミ出しの日が分からず、ゴミ屋敷状態となった。
独身で一人暮らしで認知症を発症。若い頃は有名大学の教授だったこともあり、プライドは高く、周囲の助けを拒否。脱水症状と栄養不足で緊急入院となった。
小学校の時から不登校。親離れ子離れできず、地域との繋がりはなし。父が家計を支えていたが、突然他界し生活困窮。親子関係も煮詰まり、暴言や暴力も出るようになった。
ちょっとしたきっかけで誰もが陥る恐れがあります。
誰もが地域の中で役割を持ち、地域の一員として認知され、誰にでも身近に相談できる人がいる住民主体の地域づくりを推進しています。
貧困には相対的貧困と絶対的貧困があり、一定の水準より所得が少ないと相対的貧困、生活すべてにおいて低水準で、衣食住などの生活の必要最低限の基準が満たされていない状態が絶対的貧困です。2000年以降の日本における子どもの相対的貧困率は13%台~16%台で推移しており、7人に1人が「子どもの貧困」状態にあるといわれています。日本における「子どもの貧困」とは相対的貧困にある18歳未満の子どもの存在及び生活状況のことを指し、こういった子どもたちは、経済的困窮を背景に教育や体験の機会に乏しく、地域や社会から孤立し、さまざまな面で不利な状況に置かれてしまう傾向にあります。
「参加者」「担い手」の垣根を超えて
多様な主体が参画して創る「地域共生社会」
地域の福祉課題を解決するために…。
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地域の福祉課題をざっくばらんに話し合う会です。
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色々な事情で入浴から遠のいてしまった方の入浴への第1歩としての居場所です。
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(雨天中止)
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